top of page
作りたいゲームを、自分達の手で創る―。
概要

CGPは、和歌山大学協働教育センター(通称クリエ)内に立ち上げられたプロジェクトです。活動は通年で行っており、毎年開催される様々なゲームコンテストに向けてゲームを制作し、応募しています。今年で創設6年になるプロジェクトで、2018年度現在は100名ほどのメンバーが参加しています。

最近はゲームコンテストなどでの受賞も増えてきています。

(→受賞作品ページ)

CGPの活動理念

私たちCGPは、発足当時から理念として、

 

和歌山でゲーム制作を志す人に対し、

 真剣に開発を行うことのできる場を提供する。

 

という考えを持っています。

 

和歌山県内で、和歌山大学で、ゲーム制作を本気で行いたいと思った人が県外に出ずともそのモチベーションを生かし才能を開花させられる。そんな場を作ることを目指しています。

 

CGPは楽しく制作をしてそれで終わりの団体ではありません。ゲーム業界を初め他の業界へも、この場でのチーム制作の経験値を生かして羽ばたいて行ける、将来へのステップとなる団体であり続けます。

中長期目標

私たちのプロジェクトは、ようやく創設からの過渡期を終え、安定期に入りました。しかし、整備された環境の中で漫然と開発を続けるだけでは団体は成長どころか衰退していきます。

そこで、私達は常に進み続けるために、上記の理念に加えて、新たな目標を設定しました。

 

私たちが掲げる目標は

「CGPを起点とし、和歌山を全国でも存在感のあるゲーム制作拠点とすること。」

 

現在ゲーム開発は東京、大阪、京都などの都市圏が主流で、地方にはまだ根付いていません。そこで私達は、「将来へのステップとなる団体」という理念を1歩進め、和歌山大学を中心にゲーム制作に関わる人材を育成し、和歌山で開発を続けることも、ゲーム制作の第一線に飛び込んでいくこともできるような場所を作りたいと考えています。和歌山の新たな産業としてゲームが認知されるような、制作拠点都市を作ることが現在のCGPの長期目標です。

 

そのために、まずはゲーム業界で「CGPといえば」と認識されるような団体へ成長することが、
現在のCGPの中期的目標です。そのための課題を次に示しました。

今後の課題
1.外部交流の促進

地方都市では、自然に業界の最新情報が入ってくるということはありません。私達は、常に自分達から最新の技術に目を向け、取り入れていきます。積極的に情報を取り入れるためには大学、プロジェクト外との交流は欠かせません。私達はゲーム業界関連イベントの参加や、それに付随するゲーム制作に関わる人々との交流を通じ、現在の業界の動向に常に敏感でありたいと考えています。また、入手した情報は一人で利用するのではなく、プロジェクトに共有し、プロジェクト全員が情報に敏感な状態になれるような組織作りを進めています

2.技術継承の効率化、既存技術の再利用

学生プロジェクトである以上、メンバーの在籍期間は最長でも4年ないしは6年です。最も技術を持った最上級生メンバーが毎年抜けていく以上、技術は頭打ちになってしまいます。そこで私達は、技術継承の効率化進めています。上級生が得た技術を効率よく下級生に伝えることで、

世代が進むごとに技術が向上することを期待し、技術継承方法を模索しています。

さらに、過去に制作したコンテンツで開発した技術を再利用するシステムの構築にも挑戦しています。学生プロジェクトの弱点である、作業時間の短さを技術の再利用性を高めることで補いたいと考えています。

組織体制

 現在私達は2つの制度を中心とし、ゲーム制作を進めています。

1つは「部門制」です。CGPではメンバーは部門と呼ばれる場所に分かれて所属します。現在はプログラマ部門、サウンドクリエイター部門、デザイナー部門、3Dグラフィッカー部門、プランナー部門の5つが設置されており、ゲーム制作においてはそれぞれが専門分野を担当します。

分業体制により専門技術の習得を効率的に行う。これが部門制度です。

 

2つ目は、「ゲームチーム制」です。ゲームチームとはCGPにおけるゲーム制作単位で、ゲーム企画を元に各部門からメンバーを集めて発足します。ゲームチームはいわゆる世間一般的な意味でのプロジェクト(目標達成の為に発足され行動する集団。)に近く、期限内にゲームを完成させるべく制作を進めます。

 

CGPはこの2つの制度を基軸として、実際のゲーム会社に近い体制で制作を行っています。

0493b7cda274bc2aecf1cf7414e64a36.png
bottom of page